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第3四半期連結は消費マインド低下で赤字に ベスト電器 通期経常は3億5000万円見込む
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地場家電量販大手・株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、濱田孝社長)の09年2月期第3四半期(3―11月)の連結決算は、売上高が前年同期比7・5%減の2809億4900万円、経常損益は10億9800万円、純損益は1億1300万円でそれぞれ赤字となった。
当期は九州地区を中心に直営17店舗、FC8店舗の計25店舗を新規出店し、不採算31店舗(うちFC14店舗)を閉鎖。今年2月に解散したアミューズメント事業の連結子会社・株式会社遊mix(同市早良区西新4丁目)の5店舗を直営化し、店舗数は直営279店舗(うち海外36店舗)、FC287店舗の計566店舗となったが、景気低迷に伴う消費マインドの急激な落ち込みと価格競争による単価下落の影響で経常損益、純損益ともに赤字となった。事業別では、家電小売業が売上高2359億3800万円で前年同期比8・7%減、営業損失は10億7800万円(前年同期営業損失は7億5400万円)、家電卸売業は売上高371億6500万円で同0・1%減、営業利益は12億7800万円(前年同期比5・2%減)。通期では売上高が3700億円、経常利益3億5000万円、当期純利益5億円を見込んでいる。