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第3四半期は人件費増で経常7・6%減 ジェイエムテクノロジー アプリケーション開発好調で9%増収
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半導体・ITエンジニアリングサービス業の株式会社ジェイエムテクノロジー(福岡市博多区下川端、岩永康徳社長)の09年2月期第3四半期連結決算は、売上高が19億8900万円で前年同期比8・7%増、経常利益が5000万円で同7・6%減だった。
景気悪化による受注案件の減少が響いたが、アプリケーション開発やITインフラ支援サービスの受注拡大に努め増収、利益面では営業力と技術力向上を図った新卒採用に伴う人件費増加などにより減益となった。事業別では、IT事業がインフラ構築・設計支援のほか、携帯電話や業務系を中心としたアプリケーション開発分野を中心に営業を強化したことで売上高15億6265万5000円の同18・4%増。半導体事業が、半導体メーカーの設備投資縮小が響き、売上高4億2641万1000円の同16・3%減となった。通期では売上高が27億1000万円で同12・4%増、経常利益が9000万円で同40・5%増の増収増益を見込んでいる。同社では「株価下落や円高が進行し、企業を取り巻く環境は一変したが、当社では積極的な採用活動により、優秀な人材の確保に努め、将来の成長に必要な先行投資をした」と話している。