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第1四半期は微増収赤字  山下医科器械    医療機器の売上減少などで


 医療機器、消耗品卸の山下医科器械株式会社(福岡市中央区渡辺通3丁目、山下尚登社長)の2011年5月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比0・9%増の89億36百万円、経常損失が1億27百万円(前年同期は2百万円の黒字)となった。
 院内物流管理システム「SPD」の契約施設が増加したことなどで増収となったが、医療機器の売り上げが期首予想に届かなかったことで赤字となった。事業別売上高は、一般機器分野が14億17百万円、一般消耗品分野が46億93百万円、低信州治療分野が19億64百万円、メディカルサービス分野が5億54百万円、医療情報分野が2億58百万円、医療モール事業は売上高11百万円。通期では売上高は同5・4%増の415億65百万円、経常利益は同2・7%減の2億62百万円を見込んでいる。