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第1四半期は収益とも2けた増  南陽    建機レンタル事業がけん引


 福岡市博多区博多駅前3丁目の機械商社・株式会社南陽(武内英一郎社長)の2014年3月期の第1四半期連結決算は、売上高が前期比10・9%増の67億9200万円、経常利益が同46・4%増の3億1800万円となり、収益とも2けた台の伸びとなった。
 営業利益は79・4%増の3億5500万円、四半期純利益は65%増の1億7200万円となった。建設機械事業では緊急経済対策で追加された公共工事や九州北部豪雨に伴う復旧工事の執行が本格化する中、需要が増え続けているレンタル事業の拠点強化や積極的にレンタル用資産への設備投資を進めた。この結果、レンタル事業の売り上げが好調に推移し、売上高は同17・6%増の29億8100万円。セグメント利益は同3・25倍の2億4700万円と大幅に伸びた。一方、産業機器事業では連結子会社の増加もあり、売上高は同5・7%増の36億7600万円と伸びたものの、セグメント利益は急激な円安で一部取引の採算が悪化し、同8・7%減の1億7000万円にとどまった。砕石事業の売上高は同19・5%増の1億3500万円、セグメント利益は同43・5%増の2300万円だった。通期では、売上高が2・2%増の280億円、経常利益が6・9%増の9億5000万円を見込んでいる。