竹粉配合したポリ袋の新商品　モロフジ

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週刊経済2021年7月27日発行

グループ会社と共同で

包装資材メーカーの㈱モロフジ（筑紫野市武蔵３丁目、諸藤俊郎社長）は新商品の手提げ袋を開発、７月から販売を開始している。
天然資源の「竹」を使用し、プラスチックと竹粉末を配合したポリ袋。商品名は「ＢＡＭＢＩＯ（バンビオ）」。同社グループ会社の㈱バンブーテクノが竹素材事業を展開しており、八女市の竹林で回収した竹のチップや竹材を活用している。二酸化炭素排出量の削減のほか、放置されている竹林問題の改善にもつながる。バイオマスマーク取得済み。
同社では「日本では、竹材需要の減少などにより竹産業が衰退している。竹林は放置され、山林を浸食して土砂崩れを引き起こす原因にもなりかねない。環境にも優しい新商品の定着を目指したい」と話している。