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立地件数97件で前期比11・8%減   08上期九州の工場立地動向    自動車関連は好調


 2008年上期の九州の工場立地件数は、97件で前年同期比11・8%減となった。
 13年ぶりに100件を突破した前期を下回ったが、一昨年上期の86件は上回った。九州経済産業局によると、敷地面積は134・3haで前期比34・4%減。平均面積は1・4haで前年同期を0・5ha下回ったが、全国平均の1・2haをやや上回っている。 業種別では金属製品が22件(前同期比1件増)でトップ。次いでプラスチック製品14件(同1件減)、生産品機械器具9件(前年同数同)が続いている。 自動車関連の立地は31件で前年同期を8件上回り好調に推移した。 半導体・液晶関連は6件で、前年同期に比べ3件減った。県別では福岡が前年を2件上回る39件でトップ。長崎が16件(同6件増)、熊本11件(同6件減)、大分9件(同10件減)、宮崎9件(同3件増)、佐賀8件(2件減)、鹿児島5件(6件減)の順。長崎が前年を大きく上回った一方で、大分、熊本、鹿児島の減少が目立った。