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積水ハウスとコラボしたモデルハウスオープン 悠悠ホーム


週刊経済2025年4月16日発行号

大野城市乙金東1丁目に

地場住宅メーカーの悠悠ホーム㈱(福岡市中央区天神1丁目、内山賢一社長)は3月29日、大野城市乙金東1丁目に積水ハウス㈱(大阪市北区、仲井嘉浩社長)とコラボレーションした住宅のモデルハウスをオープンした。

積水ハウスは今年1月、木造住宅の耐震性強化を目的に、同社の安全・安心の技術をビルダーにオープン化する業界初の共同建築事業「SI(エス・アイ)事業」で悠悠ホームと提携。今回はそのモデル住宅として、同事業を通じた住宅の耐震性や高いデザイン性の周知を図る。

場所は県道60号(乙金山田線)から東側に入った住宅街の一角。同事業では耐震面の最も重要な部分のスケルトン(=S)部分である建物の基礎、躯体、接合部分の施工を積水ハウスが、インフィル(=I)部分である内外装や設備、地域に密着した土地の仕入れ、顧客への提案や保証・アフター対応を悠悠ホームが担うことで、良質な住宅ストックの形成に貢献していく。

内山社長は「住むことで健康を実感できる家づくりを掲げてきた。積水ハウス独自の構法と当社が培ってきたブランド・販売力を掛け合わせることで、地域でより安心・安全な住宅を届けていきたい」と話している。