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福祉事業の啓発本を発刊  エルダーサービス    4弾目


 高齢者向けの介護施設管理運営を手掛ける株式会社エルダーサービス(北九州市八幡東区大蔵3丁目)の芳賀祥泰社長は7月15日、福祉事業の啓発本を発刊した。07年に初の著書を発刊し4弾目。
 医療、介護、福祉、企業(経済)、行政、学校の各分野から問題点を提言して、北九州市を中心とした地域社会の現実と問題点を啓発して福祉事業の周知を図るのが目的。書名は「福祉の学校~安全・安心・快適な福祉国家を目指して~」で自社出版。B6判サイズ、全270ページで14章構成。価格は1890円(税込)。芳賀社長は「住民が地域社会、地域福祉で何が問題として起きているか知る機会が少ないのが現実。各分野の問題点を洗い出して周知を図ることで、改善に取り組んでいきたい」と話している。
 芳賀社長は1969年3月生まれの41歳。早稲田大学の教育学部と社会科学部を卒業。信託銀行勤務後、飲食・サービス業の役員を経て、2001年2月高齢者複合介護施設社会福祉法人「年長者の里」理事・事務局長、ケアハウス施設長、専務理事などを務めて同年10月、エルダーサービスを設立。現在、北九州市立大学大学院マネジメント研究科特任教授を兼任している。