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福津市渡にメガソーラー  百田興産    年内7000キロワットへ


 不動産、エネルギー事業の百田興産株式会社(福岡市中央区薬院1丁目、百田孝志社長)は3月15日、福津市渡の塩田跡地でメガソーラー発電を開始した。
 昨年7月着工し、同社の社有地約13万平方mの敷地に約20億円かけて建設。15日までに4000キロワットの第2期工事が完成し運用を始めた。年内に3基、4基を増設して計7000キロワットにする計画で、太陽光パネル約2万8000枚を設置し、5500世帯分(昼間)の電力を発電する。九州電力の売電額は2期工事までで年間1億6000万円を見込んでいる。百田社長は「塩田跡地は雨が少なく太陽光に適している。うまく土地を活用して、石炭産業で創業した会社として再生エネルギーで電力供給に貢献する」と話している。
 同社は1956年創業、資本金4000万円、従業員数約10人。年商約10億円。
 百田社長は宇美町出身、1943年7月11日生まれの69歳、趣味は釣り、ゴルフ。