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福津市のイオンモール福津は4月26日開業  イオンモール    専門店街に岩田屋サロンなど180店


 イオングループのディベロッパー、株式会社イオンモール(千葉市美浜区中瀬1丁目、岡崎双一社長)は4月26日、福津市に建設中の大型商業施設「イオンモール福津」をオープンする。
 県内8カ所目、東日本大震災以降にオープンする大型商業施設としては初めて。独立行政法人・都市再生機構(UR)が開発を進める福間駅東土地区画整理事業地内の国道3号沿いに立地し、敷地面積は約14万平方m。両端に総合スーパー・イオン九州株式会社(福岡市博多区、岡澤正章社長)運営のイオン福津店、シネコン(複合映画施設)のTOHOシネマズ福津を配置、両施設を飲食やファッション、雑貨、サービスなど約180店が入居する全長270メートルのモール(専門店街)で結ぶ2核1モール型。鉄骨造り5階建てで、延べ床面積は約11万千平方m。1階から3階までを商業施設として供用、総賃貸面積は約6万3千平方m。駐車場の収容台数は3520台、駐輪台数は約13百台。
 フロア構成は、南側1階と2階に「イオン福津店」(売り場面積1万26百平方m)、3階に「トイザらス、ベビーザらス」(3850平方m)と家電量販店(37百平方m)、北側1階に文具・雑貨の「R.O.U(アールオーユー)」(千百平方m)、書籍の「未来屋書店」(840平方m)、ペット関連の「PECOS(ペコス)」(950平方m)、2階にはユニクロ(1840平方m)、スポーツオーソリティ(1830平方m)、3階のTOHOシネマズは10スクリーン・1909席を備えた。約180店の専門店街1階には岩田屋サロン、イオン銀行やイオン保険サービスはじめ、アパレルや美容院、整体院、2階はファッション雑貨、和洋中、エスニック、ビュッフェなど15店舗が入るレストランゾーン、3階には子どもやファミリー層、ビジネス向けファッションや雑貨の専門店、CD、DVD販売のHMV、アミューズメント施設の楽市楽座、約850席のフードコートには麺類やファーストフード店12店などが入る。
 営業時間はイオン福津店が午前9時半から午後10時、TOHOシネマズが午前9時から午前0時、専門店とレストラン・フードコートが午前10時から午後10時まで。従業員数は約25百人(うちイオン福津店は約4百人)。15キロ圏内、約50万人、約19万世帯を基本商圏にしている。投資額や年間の売り上げ目標は公表していないが、年間千万人の来店を目指す。また、JR福間駅間にジェイアール九州バスがシャトルバスを1時間に3本運行、西日本鉄道も天神バスセンターと赤間営業所を結ぶ急行赤間線の停留所を設置するなど公共交通機関の利便性向上にも努めている。