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福岡都市圏からの観光客誘致を強化 長崎県対馬市 タレントの王理恵さんを招き新春イベント
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長崎県対馬市(財部能成市長)は、昨年10月22日に福岡市博多駅前2丁目に開設したアンテナショップ「よりあい処つしま」を拠点に福岡都市圏での観光客誘致に力を入れる。「よりあい処つしま」は、博多駅前2丁目の福岡Dビル横に築130年の古民家を対馬から移築し、アンテナショップとしてオープンしたもので、店内には特産品の販売や飲食メニューを提供している。面積は飲食スペースが41平方m、特産品販売が8平方mの全部で約50平方m。座席数は24席で営業時間は午前11時から午後2時、午後5時から午後10時までで、ラストオーダーは午後9時30分まで。定休日は日曜、祝日。
観光客誘致の強化策第1弾として1月7日、8日の2日間、タレントの王理恵さんを招き、来店客をもてなす「よりあい処つしま新春イベント」を開く。対馬市が昨年9月、王理恵さんを「つしまソムリエ」に認定したことから同イベントを開催。これまで、対馬の食材、特産品を福岡都市圏にPRし、王理恵さんが対馬のスイーツを開発、プロデュースするなど、食の魅力とあわせて対馬全体の認知度向上にも取り組んでいる。
対馬市福岡事務所の平山所長は「対馬市の食材や特産品を通じて、魅力と知名度向上を図るとともに、対馬市への観光促進にもつなげたい。また、築130年の古民家を移築再現した店舗なので、ふるさとに帰ったような雰囲気を感じてもらいたい」と話している。対馬市福岡事務所では、今後も福岡都市圏の観光客誘致に向けたイベントを実施していく考え。