NEWS

福岡支社を福岡大名ガーデンシティに移転 JLL


週刊経済2025年2月19日発行号

2月3日に

米国・シカゴに本社を置き、世界80カ国で不動産総合サービス事業を展開しているJLL(ジョーンズラングラサールインコーポレイティッド=日本法人・東京都千代田区、河西利信社長)は2月3日付で、福岡市中央区大名2丁目の福岡大名ガーデンシティに移転した。

同社は2021年に福岡での事業拡大を目的に福岡オフィスを福岡支社に昇格させ、博多区博多駅前2丁目の大博通り沿いの大博多ビルで事業を展開してきたが、九州・福岡エリアのサービス体制強化を目的に移転した。新オフィスは同ビル11階。フロア面積は公開していないが、同社が提唱するワークプレイス戦略「Future of Work(働き方の未来)を具現化したレイアウトを採用しているほか、博多織や福岡の伝統美を表現したデザインなど福岡ならではの意匠を採用した。

山﨑健二支社長は「天神のランドマークタワーである福岡大名ガーデンシティにオフィスを移転した。福岡で進む天神ビッグバンや博多コネクティッドを活用した民間ビルの建替えや熊本を中心に開発が進む半導体関連施設の建設など、九州各地で開発が進んでいる。移転を機に九州・福岡エリアにおけるサービス体制を一層強化し、迅速にお客さまのニーズに対応しながら、九州における不動産市場の活性化に尽力していきたい」と話している。