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福岡市東区箱崎ふ頭に17億円で新工場を建設  三協デリカ    2013年4月稼働


 コンビニ商品製麺の株式会社三協デリカ(福岡市東区箱崎ふ頭6丁目、野原敏朗社長)は、9月から同町に約17億円かけ新工場を建設する。2013年4月末稼働予定。
 現福岡工場の老朽化と増産による作業スペース不足に対応するもので、場所は同町の味の素福岡配送センター南側。敷地面積1万1777平方m、3階建てで延べ床面積7437平方m。1階が原料庫、仕分け室、包装室、製造室で約5千平方m。2階が製麺室、包材室、事務所で約2千平方m。3階が麺をこねるミキサー室で約380平方m。中華麺、軽食、うどん、そうめん、そばの5ラインのうち、中華麺と軽食の2ラインを移設し、残りの3ラインは二期工事で新工場に移す計画。
 現在の福岡工場は、1日に10万食出荷しており、新工場完成後は13~15万食を目指す。中華麺、軽食ラインでは1時間に6千食生産する。同社は「商品の種類が増えても短時間で増産できるように整える。お客様の安心、満足に応えたい」と話している。