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福岡市中央区渡辺通5丁目に宿泊特化型ホテル  東邦ハウジング


全77室

不動産仲介や売買などの東邦ハウジング㈱(福岡市中央区大名1丁目、村上篤史社長)は7月1日、同区渡辺通5丁目に宿泊特化型ホテルを開業した。13拠点目。
名称は「東邦ホテル中洲」。場所は福岡春吉郵便局南側。敷地面積は793㎡。13階建てマンション「ビジネス・ワン天神」の用途変更したホテル79室分を借り上げた。ホテル部分の専有面積は1872㎡。客室は全77室で、シングルツイン、セミダブルツイン、ダブルルームの3タイプ。内装はインダストリアル(工業的な)インテリアに仕上げ、20歳代〜30歳代をターゲットとしている。現在の価格は1泊あたり平均4千円前後で、コロナ収束後は1万4千円前後を見込む。村上社長は「年間12棟以上の直営ホテルと運営代行ホテルの新規出店が目標。集客とインテリアに特に力を入れ、コロナ後で80%程度の稼働率を維持しており、稼働率低迷で困っているホテルオーナーからの相談が増え、直近では天神南駅周辺で3棟、吉塚駅周辺で1棟の運営代行を受託予定」と話している。
同社は1983年12月設立。資本金は9800万円。現在、福岡市内を中心にホテル12棟全355室(民泊を含む)を運営している。

2020年7月14日発行