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福岡市に日本洗浄士協会を設立 ハナブサの衛藤社長ら5人 専用サイトも開設
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時計・宝石店の株式会社ハナブサ(福岡市中央区天神2丁目)の衛藤憲太郎社長ら5人は9月29日、同所にさまざまな業種の洗浄・クリーニング分野の質向上を目的とする日本洗浄士協会を設立する。会長には衛藤社長が就任した。
メンバーは衛藤社長のほか、歯科医院・福岡ホリスティックデンタルクリニック(同市早良区藤崎1丁目)の黒木晴彦院長、ビル総合管理・株式会社ダイワス(同市東区二又瀬)の和田達史企画開発部係長、ハウスクリーニング・エーシーサーブ(同市南区井尻1丁目)の中島直樹代表、車の洗浄・コーティング・イズミクリーン株式会社(糟屋郡志免町別府)の皆越和也社長。ブログのオフ会などを通じて親交を深め、お互いの技術にほれ込んだというメンバーが、「消費者に洗浄・クリーニングの正しい知識を知ってほしい」、「安心できる業者を選んでほしい」との思いから設立した。5人が理事となって今後会員企業を募集していく。現在は福岡都市圏内が中心だが、会員企業の所在地は問わない。また同日、「キレイ」に関する生活者の疑問・悩みをプロの立場から アドバイスするサイト「行列のできる『キレイ』相談所」を開設。サイトにはプロのクリーニングのコツを指導するコーナー、消費者の質問に答えるコーナー、プロの技・仕事ぶりを紹介するコーナーなどを設ける。同事業は福岡県の新生活産業事業化支援事業費の補助金を受けている。このほか「洗浄士」という資格をつくり、クリーニング分野で信頼できる技術を持ち、一定の審査をクリアした職人を認定していく。今後「おうちでもできるクリーニング教室」なども開催する予定。衛藤会長は「誤ったクリーニングの情報が伝わっていることも多く、消費者にとってプラスとなる生の情報を伝えられる環境づくりをしたい。『クリーニング』といっても時計から車のシートまでいろいろなものがある。腕に覚えがある人にはぜひ参加してほしい」と話している。