NEWS

  • 経済

福岡三越店を2倍に拡張リニューアル  古賀茶業    新ブランドを販売開始


 八女茶の製造、卸売りの古賀茶業株式会社(みやま市瀬高町下庄、古賀さと子社長)は3月22日、福岡市中央区天神の福岡三越地下2階の売り場を2倍に拡張し、スタンドカフェを併設した「こが茶」としてリニューアルオープンした。
 リニューアル後の店舗面積は7・2平方m。福岡三越店の開業とともにオープンした同店が開店20周年を迎えるにあたり、スタンドカフェを併設、新ブランド商品を販売することで新たなブランドの発信を強化する。新ブランド「Sommelier Yame Kogacha」のハーブティーは紅茶、エルダーフラワー、カモミール、ジンジャーを使った「カラダぬくぬくティ」、カモミールやレモングラス、オレンジピールやペパーミントを使った「ココロすっきりティ」など8種類で、各800円(税抜)。女性が日常生活の中でちょっとした贅沢を求めるシーンをターゲットにしたもので、味だけではなく、リラックス効果などそれぞれの持つ機能性も魅力として打ち出している。そのほか、スタンドカフェでは抹茶ソフトクリームや煎茶なども販売する。
 同社は「新商品のハーブティーは八女茶や八女紅茶のスパークリングをベースにしているため飲みやすく、種類も豊富でさまざまなシーンで楽しめる。八女茶専門店としてのこだわりを生かした新たなブランド」と話している。
 同社は1938年5月創業。資本金1800万円。従業員は30人。