福岡プロマーケットで５社の上場を承認　福岡証券取引所

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週刊経済2024年12月4日発行号

１２月１６日開設

福岡証券取引所（長宣也理事長）は１１月２５日、プロ向け市場「福岡プロマーケット（ＦＰＭ）」について上場申請があった５社の上場を承認した。
同日に承認したのは、就労支援Ｂ型作業所を運営する㈱アイビスホールディングス（東京都千代田区外神田２丁目、永江榮司社長）、中古工具・家電・貴金属ブランド品の買取販売店経営や不用品回収事業を展開する㈱ライフクリエイト（北九州市小倉北区魚町３丁目、有冨修社長）、ソフトウエア受託開発、コンピュータ機器類販売を手掛ける㈱ＮＩＣＳ（岡山県玉野市宇野１丁目、山根慎一郎社長）、鍼灸院・接骨院運営や店舗運営等支援事業、職業紹介事業の㈱ヒューマンアジャスト（東京都新宿区西新宿２丁目、根岸靖社長）、ＵＩ／ＵＸデザイン等のエクスペリエンスデザイン事業の㈱ニューロマジック（東京都中央区築地６丁目、黒井基晴社長）。そのほか、同日には戸建住宅事業、中古再生・収益不動産事業などを展開するハウジング・スタッフ㈱（島根県松江市東津田町、平儀野好美社長）、Ｗｅｂメディア運用・マーケティング事業を手掛けるテクロ㈱（東京都渋谷区神宮前、天野央登社長）の２社が上場申請した。担当するＦ‐Ａｄｖｉｓｅｒはいずれもフィリップ証券㈱。また、２５日に承認が下りた５社はともに東京プロマーケットに上場しており、ＦＰＭに上場すれば重複上場となる。ライフクリエイトのほかは県外に本社を置く企業で、九州での認知度向上や人材採用強化といった狙いがある。
ＦＰＭは本則市場、Ｑ‐ｂｏａｒｄ市場に続く第三の市場として１２月１６日に開設する。一般市場のような株主数や時価総額といった数値基準を設けず、成長が期待される全国の企業を対象としている。