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福岡の事業者約30人によるビジネス本を発売 中小企業事業推進機構


事業者の人生や考え方をつづる

(一社)中小企業事業推進機構(福岡市中央区大名2丁目、久留島徹代表理事)は6月30日、「中小企業がパートナーとして選びたい福岡の30人」を出版する。

同機構では、中小企業を対象にした経営相談やビジネスモデルの構築を推進する活動を展開している。今回の著書は、同機構に関連する事業者32人がリレー形式で互いを取材しそれぞれの人生や考え方をつづったもの。A5判で、約200ページ。価格は電子書籍版、印刷書籍版共に1500円(税別)。代表理事も務め、著者代表の島田昭規ICI社長は「経営者として、一事業家として今までの生き方を振り返ることで、これからの新しい事業を築くターニングポイントとなった」と話している。

同機構は、2008年3月発足。中小企業を対象に月1回のペースで異業種交流や勉強会を開催するほか、経営相談やビジネスモデルの構築支援を手掛けている。近年は、中小企業庁が取り組んでいる創業スクール事業の採択事業者を務めるなどの実績があり、現在では運営ノウハウをパッケージ化し全国で支部を立ち上げる取り組みを強化している。

2017年6月13日発行