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福岡では数少ないコーポラティブハウス  無重力計画    中央区谷2丁目に


 建築企画、設計の株式会社無重力計画(福岡市博多区須崎町、井本重美社長)は福岡市中央区谷2丁目にコーポラティブハウスを建設する。
 コーポラティブハウスとは、住みたい人が集まりそれぞれ好みのプランを作って建てるオーダーメードマンションのこと。風呂やテラスを広くしたり、メゾネットにしたりと自由設計できることが特徴。施工例は、東京や大阪には多く見られるが、福岡では数少ないという。名称は「山の上 レジデンス」。敷地面積は999平方mで、建築面積は399平方m。鉄筋コンクリート造4階建てで、延べ床面積は998平方m。総戸数は4戸。専有面積は160平方m。駐車場は各戸2台、計8台収容。価格帯は1億円以上を想定。2月から販売を開始し、着工は今年10月。完成予定は来年6月。
 井本社長は「独立した時からコーポラティブハウス事業をメーンで手掛けたいと思っていた。土地や入居者の問題などがありハードルが高かったが、このたび計画の発表にこぎつけられた」と話している。
 同社は1986年11月設立。資本金1000万円。従業員3人。井本社長は、宮崎県新富町出身。1953年10月12日生まれの63歳。九州芸術工科大学卒。趣味は建築、ドラム。