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福岡―西安線を新規就航 中国・長竜航空


週刊経済2024年12月4日発行号

定期旅客便としては初めて

中国・杭州市に本社を置く長竜航空は12月17日、福岡―西安線に新規就航する。福岡―西安線は1998年12月から2006年1月まで中国東方航空が青島経由便で運航していたが、直行便としての乗り入れは今回が初めて。
運航スケジュールは週3便(火曜、木曜、土曜)で、西安発が午前8時45分、福岡着が午後12時55分。福岡発が午後1時55分、西安着が午後5時(時刻はすべて現地時間)。使用機材はエアバスA320で、提供座席数は174席(プレミアムエコノミー18席、エコノミー156席)。
同社は2011年に設立。日本路線では成田、関西空港に就航している。西安市は中国中央部に位置する陝西省の省都。約2000年の間に「咸陽」「長安」の名称で秦、漢、隋、唐など13王朝の都になっており、シルクロードの起点として、兵馬俑などの世界遺産が数多くあり、観光による利用が期待されている。今回の路線開設により、福岡空港国際線の就航路線数は24路線となっている。