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神奈川県に新業態の定食店  やまや食工房    もつ鍋店のランチを事業化


 めんたいこのやまやグループで飲食店を展開する株式会社やまや食工房(福岡市東区松島5丁目、出口圭介社長)は10月25日、神奈川県川崎市幸区堀川町のショッピングモール内に新業態の定食店をオープンした。
 店名は「博多めんたいやまや食堂 ラゾーナ川崎店」で、場所は川崎駅に直結した「ラゾーナ川崎プラザ」1階のダイニング・セレクション内。店舗面積は約38平方m。同社が運営するもつ鍋店「博多もつ鍋やまや」で利用者の多い「ランチ」を事業化した。フードコートで比較的定食や魚を提供する店舗が少ない点に着目し、メニューはめんたいこ・ご飯・豚汁のセットに魚と肉、小鉢を選択するスタイルとなっている。ターゲット層は家族連れからサラリーマン、高齢者など幅広く設定し、客単価は約1000円を見込む。初年度売上目標は1億2000万円。スタッフは斎藤健二郎店長以下25人。営業時間は午前10時~午後10時。出口社長は「駅直結であり、隣接に事業所も多数あることも踏まえ、ブランド構築や業態試金石として申し分ない物件と認識し出店を決めた。業態の改善を重ね、今後の展開を考えていく」と話している。
 同社は2003年2月設立。資本金1億円。従業員数300人(正社員50人)。出口社長は鹿児島県霧島市出身、1970年9月8日生まれの43歳、九州大学卒、趣味は旅行。