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祇園町に13階建てビジネスホテル  東京都のダイワロイヤル    8月初旬オープン


 大和ハウス工業株式会社の子会社で、不動産管理やビジネスホテルなどを全国展開するダイワロイヤル株式会社(東京都台東区上野7丁目、越智壮社長)は、福岡市博多区祇園町に13階建てのビジネスホテル「ダイワロイネットホテル博多祇園」を建設している。8月初旬のオープンを目指す。
 名称は「ダイワロイネットホテル博多祇園」。場所は、国体道路沿いのシグマ博多ビル西側、九州総合建設株式会社(福岡市東区箱崎2丁目、河本秀吉社長)が所有する隣接地。建物は九州総合建設が建設し、ダイワロイヤルがホテルを運営する。総事業費は約17億3000万円。昨年10月に着工、7月中の完成を目指す。敷地面積は1713平方m。鉄骨造り13階建てで、延べ床面積は約7300平方m。1階がフロントとレストラン、2階から13階までが客室となる。客室数は252室で、内訳はシングルが204室、ダブル、ツインがそれぞれ24室。従業員数は未定。価格は7000円~8000円台に設定する予定。1階のレストラン(195平方m)は、テナントを募集する。佐山泰央開業準備室支配人は「1月に開業準備室を設置し、現地での準備を本格化させている。祇園町はオフィスビルの集積が多い一方で、ビジネスホテルが少なかったこともあり、進出することを決定した。東京、大阪並の需要は見込めると思う。ホテルの特色は、シングル1部屋当たり18平方m以上に設定するなど、一般のビジネスホテルに比べてやや広い点が特徴。室内設備も最新の家電製品を取り揃えた。グレードの高いビジネスホテルとして売り出していきたい」と話している。