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社長に佐藤泉代表取締役専務が昇格へ RKB毎日放送


週刊経済2021年4月27日発行

岩熊常務が代取専務に

RKB毎日放送㈱(福岡市早良区百道浜2丁目)は、新社長に佐藤泉(さとう・いずみ)代表取締役専務、代表取締役専務に岩熊正道(いわくま・まさみち)常務が就任することを内定。6月開催予定の株主総会および取締役会で正式決定する。井上良次社長は取締役会長に就き、持ち株会社の㈱RKB毎日ホールディングスの社長は続投する。
経営体制の若返りを図り、コロナ禍でデジタル技術の実装が加速する経営環境の中、グループの中核を担う事業会社として持続的な成長とさらなる企業価値の向上を目指す。
佐藤氏は鞍手郡小竹町出身、1967年6月24日生まれの53歳。西南学院大学経済学部卒、91年4月アール・ケー・ビー毎日放送(現RKB毎日ホールディングス)入社、2010年8月東京支社テレビ営業部長、15年4月同次長、16年4月テレビ営業局長、17年4月執行役員テレビ営業局長、19年6月取締役編成戦略局長、20年6月に代表取締役専務として営業統括、労務、支社、コンプライアンスを担当するとともに、RKB毎日HD取締役を兼任する。21年6月には同社の代表取締役にも就任する予定。
岩熊氏は福岡県出身、1962年4月6日生まれの59歳。86年4月入社。2008年7月メディア事業局コンテンツ開発部長、14年6月メディア事業局長、18年6月RKB毎日放送取締役、19年6月RKB毎日ホールディングス取締役。20年6月から現職。 スポット収入増で通期業績予想を上方修正  ㈱RKB毎日ホールディングス(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)は、2021年2月発表の21年3月期の通期連結業績予想で、売上高が223億9千万円から227億8千万円(2・2%増)、経常利益を4億9千万円から8億円(63・3%増)にそれぞれ上方修正した。
新型コロナウィルス感染拡大で大きく落ち込んだ後、下期以降に持ち直したテレビスポットの広告収入が、第4四半期でさらに収入増となったのに加え、経費削減などで営業費用も減少。営業利益も前回予想の3億4千万円から6億5千万円と91・2%増となる見通しとなった。