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社名変更し、持ち株会社制に移行 C&Gシステムズ
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週刊経済2025年4月2日発行号
「㈱CGSホールディングス」に
東証スタンダード上場で、金型製造業向けCAD、CAMシステム開発などの㈱C&Gシステムズ(北九州市八幡西区引野1丁目、塩田聖一社長)は、4月1日付で「㈱CGSホールディングス」に社名変更し、純粋持ち株会社制に移行した。
東アジアやアセアン地域など海外への市場拡大に力を注ぐほか、経営のスピード化や機動的で柔軟なグループ運営体制の構築を図る。C&Gシステムズは、1978年にCAD、CAMの受託開発業として北九州市八幡西区で創業したコンピュータエンジニアリング社と、1981年に金型製造向けコンピュータ数値制御システム開発業として東京都で創業したグラフィックプロダクツ社が統合し、2007年に設立。東京本社(東京都品川区)との二本社制を導入している。同日付でCAD、CAMシステム開発などの事業を受け継ぐ新会社「㈱C&Gシステムズ(東京都品川区、同社長)」を設立。9月1日にはグループ全体の事業戦略立案、M&A戦略の構築などを手掛ける中間事業持株会社「㈱CGS(東京都品川区、同社長)」を設立し、C&Gシステムズの株式100%をCGSホールディングスから単独で移転する。CGSホールディングスは、持ち株会社制への移行に伴い登記上の本店を東京本社から北九州本社に移した。なお、決算期や資本金の変更はない。山口修司会長は「海外市場への販売比率を向上し、2028年までにグループ売上高70億円、2030年までに100億円を達成したい」と話している。
同社は2007年7月設立。資本金5億円。グループ従業員数245人。24年12月期連結売上高は39億2700万円。