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県立高校入試問題集にリスニング科目を追加  日本学術講師会    英、日本文を同時集約


 家庭教師派遣、インターネット教育システムの株式会社日本学術講師会(福岡市中央区天神3丁目、中村信二社長)は6月1日、同社が販売している福岡県公立高校入試対策問題集に新たに英語リスニング科目を追加販売した。
 過去10年の問題を5教科単元別に集約したもので、これまで英語のリスニング科目がなく追加を要望する学生が多かったことから、独自編集で販売した。通常のリスニングテープを加え、過去問題を単元別に出題するとともに、解説は英文と日本文を一文ずつ交互に集約して解答する。問題集は「虎の巻」で価格は変更せず25百円で書店販売している。同問題集は福岡版ほか各都道府県版を発行しているがリスニング集は福岡限定。今後、他県でも追加していく方針で販売形態も検討しているという。
 中村社長は「傾向パターンをしっかり反映した問題集。リスニングもこれまでと違い一文ずつ分かりやすく集約しているので、特に苦手な学生に利用してもらいたい」と話している。
 同社は1990年11月設立、資本金26百万円、従業員10人。中村社長は筑紫野市出身、1963年6月11日生まれの47歳、西南大学経済学部卒、趣味は旅行。