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県知事に小川洋内閣広報官が初当選  福岡県     16年ぶりのトップ交代、麻生県政成果を継承


 福岡県知事選挙の投開票が4月10日に行われ、新人で元内閣広報官の小川洋氏(61)が初当選した。
 4期続いた麻生県政から、16年ぶりの知事交代。自民、公明、民主、国民新の与野党4党の支持を受け、約112万票を獲得。共産党推薦の田村貴昭氏(49)に約65万票の大差をつけた。震災の影響が選挙活動にも及んだことなどから、投票率は過去最低の41・52%と、前回選挙(07年)から7・5ポイント低下した。
 当日は、午後8時の開票開始直後に当確報が流れ、麻生渡県知事をはじめ多くの支持者に祝福を受けた。小川氏は当確後のあいさつで「麻生県政16年で育て上げてきた自動車や半導体、水素エネルギーなどの優れた産業や技術を引き継ぎ、さらに発展させていきたい」と麻生県政の成果を引き継ぐことを強調。質問が相次いだ東日本大震災への対応は「全力で西(福岡)から東へ、元気を届けたい」と復興支援の継続について語った。記者への対応の中では、「現場主義」の言葉を繰り返し、当選直後も引き締めた表情を崩さなかった。
 小川氏は福岡市出身。1949年5月17日生まれの61歳。京都大学法学部卒。73年通商産業省入省。産業技術環境局長、特許庁長官などを務め、04年退官。06年に内閣官房知的財産戦略推進事務局長、07年から内閣広報官を務めていた。京大卒、通産省、特許庁長官などは麻生知事の経歴と重なる。小川氏の初登庁は4月25日。