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県産専用小麦麺のラーメンを販売 福岡県 一風堂、筑豊ラーメン山小屋など4社で
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福岡県は11月9日から、県主導で開発をしたラーメン専用麦「ラー麦」を用いたラーメンの販売を、県内の専門店4社で試験的に開始した。
ラー麦は小麦生産全国2位の福岡県が、そのブランドイメージを高めるために、国内で初めて開発した品種で、今年から県内の農家で限定的に生産されている。今回試験的にラー麦を導入するのは、一蘭、博多一風堂、筑豊ラーメン山小屋の3社の一部店舗で、11月9日から販売を開始。12月からは大砲ラーメンの店舗でも販売される。各店で約1年間の販売し、消費者の反応を調査する。ラー麦は、麺にした時色が明るく、コシが強い、ゆで伸びしにくいなどの福岡のストレートな細麺に合った特性を備えているという。今年の生産量は約500t。24年度までに8000tに生産量を拡大し、県内のラーメンの半分をラー麦でまかなうことを目標としている。