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県外3店舗目の鹿児島支店を開設  西日本シティTT証券    東海東京証券の鹿児島支店を承継


 株式会社西日本シティ銀行の証券子会社、西日本シティTT証券(福岡市博多区博多駅前1丁目、河谷充社長)は8月1日、今年4月に建て替え完成した西シ銀鹿児島支店(鹿児島市加治屋町)内に鹿児島支店を開設した。
 これは西シ銀が現中期経営計画で掲げる「まるごとサポートの充実」に向けた一環で、同日付で同社に共同出資する東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社の100%出資子会社、東海東京証券株式会社(名古屋市中村区名駅4丁目、早川敏之社長)の鹿児島支店を会社分割の方法で承継することに伴い、鹿児島県内初の店舗を設けるもの。福岡県外の営業拠点としては宮崎支店、熊本支店に続く3店舗目。同行との共同店舗としては11店舗目。今回、同社では同日付で東海東京証券の熊本支店と宮崎支店も同様の方法で承継し、熊本支店と宮崎支店の業容拡大を図っており、これを機に九州全域への本格的な展開を開始する。
 西シ銀鹿児島支店ビルは県道20号線沿い、住友生命鹿児島ビルの西向かいに立地。同社鹿児島支店は2階建てから4階建てとなった同ビルの2階(応接ブース)と4階(応接ブースと事務所)に入居。従業員は吉冨英明支店長はじめ11人。同社では「今後も営業クオリティを一層高めることで、地域のお客さまの多様化・高度化する資産運用などのご相談に、より専門性の高いコンサルティングで応えていきたい」と話している。
 同社は西シ銀と東海東京FHDの共同出資で、10年5月に九州初の地銀の証券子会社として営業開業。資本金は8月1日付で15億7500万円から30億円に増資。出資比率は西シ銀60%、東海東京FHD40%のまま。現在、県内9店舗、県外は3店舗の12店舗を展開。役職員は198人。