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県内テレビCMのデータベースを販売 インハウス マーケティング戦略向けに提供
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広告代理店業などの株式会社インハウス(福岡市中央区天神2丁目、大田原哲也社長)は6月1日、福岡県内で放送されたテレビCMのデータベースを販売した。
名称は「データコンパス」。企業向けに他社のテレビCMによる販売戦略などを分析してもらうために開発した。映像そのものを提供するのではなく、昨年4月から福岡の民放局で放送されたテレビコマーシャルを独自に記録、分析し、業界、業種ごとに流れた期間や放時間などの情報を提供する。当面は同社内のデータベースからの出力による販売で、今後webによる検索機能など機能を追加する計画。販売価格は3万円から。県内で初年度年間200社への導入を目指す。大田原社長は「東京と比較するとこの分野は発展途上にあり、ライバル社がどんな戦略でテレビ媒体を利用しているかをマーケティングのひとつとして活用して欲しい」と話している。
同社は2014年11月設立。資本金300万円。従業員2人。大田原社長は山口県出身。1969年2月18日生まれの46歳。広告代理店に25年勤め、2011年6月独立。趣味は映画鑑賞。