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県から同行援護従事者養成研修事業を受託  介護サービス九州 一般・応用課程の2カリキュラム


 居宅介護・訪問介護支援事業、福祉用具レンタル事業の介護サービス九州株式会社(福岡市早良区高取2丁目、渡辺弘幸社長)は5月21日、福岡県から視覚障がい者を対象とした同行援護従事者養成研修事業を受託した。
 同行援護従事者養成研修(視覚障がい者ガイドヘルパー)は、視覚障がい者の外出援助を目的とした「障がい者自立支援法」に基づく資格取得を目的としたもの。今年10月からサービス提供責任者の要件に応用課程が加わり、一般課程と応用課程の2種類を取得することが可能になるが、無資格事業者はサービス提供に従事できなくなることから、同資格取得を推進するのが狙い。今年5月9日に福岡県障害者福祉課に申請し、21日に同行援護従事者養成研修の認可を受けた。
 同事業は同行援護の基礎知識や制度と従事者の業務、基本技能・応用技能の「一般課程カリキュラム」と障害・疾病の理解、障がい者の心理、基本・応用技能の「応用カリキュラム」で構成。一般課程の研修時間は20時間、応用課程12時間の計32時間かけて実施する。募集期間は6月20日までで、研修期間は6月21日~7月6日まで。場所は明治通り沿い、藤崎交差点近くの「介護サービス九州株式会社研修センター藤崎」で、募集人員は20人。同社では「当研修を通じて、居宅・施設サービス事業所での業務遂行に求められる基本的知識や技術、応用能力を修得していただきたい」と話している。
 同社は2000年1月設立、資本金は3000万円、従業員数は120人(パート含む)。14年3月期の売上高は4億8700万円。