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看護科・看護専攻科を新設  精華学園精華女子高校    普通科に情報コース


 学校法人精華学園精華女子高校(福岡市博多区住吉4丁目、吉田幸滋理事長)は、来年4月、看護科・看護専攻科新設を計画している。また現在の情報ビジネス科を廃止し、普通科に情報コースを開設する。
 看護科・看護専攻科の新設は中学校側などからの要望や、看護師に対する求人が多いため。看護科(3年間)と専攻科(2年)の5年一貫教育。看護科修了で高校卒業資格となり、5年で看護師国家試験の受験資格を取得できる。定員は40人。既存教室を改修し看護技術を学ぶための実習室を設けた。実習病院(27病院)も決定している。普通科情報コースは進学希望者が増えていることから従来の情報ビジネス科に比べ普通科目の授業を充実させ、進学・就職双方により対応できるようにする。定員は40人で、情報ビジネス科に比べ半減する。竹田肇広報部長は「市内では看護科を持つ高校が少なく、以前から要望が高かった。一般高校卒業後に看護学校などに進学するケースに比べ、最短期間で資格取得ができる。保育福祉コースとあわせ、“福祉の精華”もアピールしていきたい」と話している。