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直方、筑前工場を佐賀市に集約移転 三友機器    総事業費2億5000万円


食品製造プラント機器・環境機械製造の三友機器株式会社(福岡市中央区大手門1丁目、河内旭社長)は、このほど佐賀市高木瀬西6丁目の真島製作所第2工場を取得、直方市と朝倉郡筑前町の2工場を集約する。現在、改装中で4月から稼働する。取得費約1億6000万円を含む総事業費は約2億5000万円。
場所は佐賀大和IC南側の高木瀬西6丁目交差点そば。敷地面積3300平方m、建築面積は1788平方mの一部2階建てで、延床面積は2409平方m。敷地内には10台収容の駐車場を設ける。工場内には同社主力の飲料抽出機や反転機の生産設備のほか、販売用に買い取った中古機械を整備する設備を導入する。同工場は、1月から一部で稼働をしており、4月からの完全操業を目指し機械の搬入や調整を進めている。改装費は約9000万円。河内社長は「交通アクセスが良い工場を取得できた。将来的には地元での人材採用を進め従業員を50人体制にし、見学者にも対応できる工場を作りたい」と話している。
同社は1984年10月設立。資本金は4000万円、従業員数119人、売上高は80億5500万円(2007年12月期)。河内社長は熊本県山鹿市出身、1946年1月9日生まれの63歳 趣味はゴルフ。