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皇居近くの県保有地、新施設の開発事業者を公募 福岡県 現施設「ふくおか会館」は年度末に閉館
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福岡県は11月28日、東京都千代田区に保有するホテル「ふくおか会館」を今年度末で閉鎖するのに伴い、跡地で新施設を開発する事業者の公募を開始した。
開業から45年が経過する施設の老朽化に加え、ホテルの運営委託契約が今年度末で切れることを機に、新施設への建て替えを決めた。敷地は県が保有したまま、70年間の一般定期借地契約で事業者へ貸し出す。立地は皇居近くの英国大使館の隣で、現ホテルは地上4階建て、84室の規模。新施設の用途は特に定めていないが、現ホテルに置く福岡県東京事務所の移転は前提としている。今後、来年9月までに事業者を決定し、既存建物の解体を経て2017年中には新施設を完成させる予定。
福岡県は、立地上の制約などから見て「10階建てくらいの施設は建設することができる」としている。公募の受付期間は来年1月16日から同月30日まで。