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産学連携の特別車両を稼働 双葉交通 女性向けサービスの向上
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福岡市内で56台のタクシー車両を保有する双葉交通株式会社(福岡市南区清水3丁目、豊島博子社長)は6月7日、九州産業大学芸術部の女子学生と協働でデザインした特別仕様車を稼働した。
女性客へのサービス向上に取り組む一環。昨年12月に完全予約制の車両として導入した、ピンククラウンに続く第二弾の特別仕様車。コンペ形式で募集した30件の中から、デザイン案を絞り、「女性にやさしい、大人かわいい」というテーマのもと改良を重ねた。車体は淡いピンクで、小さな双葉やハート、青い鳥などの柄が疾走感を表すよう車体に描かれている。内装は白いシートで、花柄のクッションやひざ掛けもある。通常のタクシー同様、料金は初乗り670円で、福岡市内を流し営業する。女性乗務員2人を専任ドライバーに任命した。予約制のピンククラウンが観光やウェディングなどさまざまなシーンの演出に活用されるように、ピンクプリウスが街中を走ることで広告塔の役割を担うという。
同社は「福岡市内で走っている6000台のうち、たった1台しかない車両との偶然の出会いにご縁を感じていただければ」と話している。