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環境私募債5千万円を発行 エスケイエンジニアリング 西シ銀が受託
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総合土木コンサルタントの株式会社エスケイエンジニアリング(筑紫野市二日市中央1丁目、光森徳雄社長)は6月23日、西日本シティ銀行の保証付き「環境私募債」を発行した。発行額は5千万円。
2回目の無担保私募債で、今回は同行が環境に配慮した経営を行っている企業を対象に2008年2月から受託を開始した「環境私募債」として発行。通常の私募債よりも発行コストが優遇されているほか、社内外に財務内容の健全性に加え環境問題への取り組みをアピールする。期間は3年(定時償還)。
同社は1979(昭和54)年6月設立。資本金7千万円。従業員104人(08年4月現在)。国土交通省や防衛省、地方自治体、独立行政法人、民間建設会社などを主な受注先に、道路や構造物、河川砂防、上下水道の設計をはじめ、各種調査、測量、積算、現場監理などからシステム開発、各種資料整理、台帳作成、都市計画、3Dアニメーションやフォトモンタージュ・パース作成まで総合コンサルタントとして多くの実績を持つ。宮崎、鹿児島、熊本各市に支店を置く。
環境への取り組みでは、地球温暖化防止のための国民運動である「チャレンジ25キャンペーン」に参加し、自然空調の奨励、植物を利用した「すだれ」の活用や、地球温暖化防止の観点から本社社屋の屋上緑化などを行っている。今後も合言葉とする「スロー、アンド、ステディ(急がば回れ)」を実践し、環境への取り組みを持続していくという。