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環境エネルギー部門堅調で増収増益 　正興電機製作所　　　 経常益は５３・６％増

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　電力会社や官公庁向け情報制御システム製作・販売の株式会社正興電機製作所（福岡市博多区東光２丁目、井上信之社長）の１３年１２月期連結決算は、売上高が前年同期比１・１％増の１６５億３７００万円、経常利益は同５３・６％増の３億７７００万円の増収増益となった。
　環境エネルギー部門の公共関係が堅調に推移したことで増収増益につながった。セグメント別では、電力部門は設備投資の抑制によるメンテナンスや設備更新関係が減少し、売上高が前期比２０・６％減の４５億２３００万円、受注高は同２３・５％減の３４億２９００万円。環境エネルギー部門は公共関連において水処理システムや道路設備などが堅調に推移し、売上高が同１５・６％増の８７億３３００万円、受注高は同２０・８％増の９５億７２００万円。情報部門は金融及びエネルギー関連向けの受託開発分野が減少し、売上高は同１５・９％減の９億９８００万円、受注高は同２１・１％減の９億７７００万円。その他の部門では環境・省エネ設備関連の取り込みなどで、売上高は同１８・６％増の２２億８２００万円、受注高は同７・７％増の２２億９７００万円となった。
　１４年１２月期は売上高が前期比４・５％増の１７３億円、経常利益は同１６・３％増の４億５０００万円の増収増益を見込んでいる。