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独製ロボット研究用台車を販売  テムザック    国内総代理店に


 ロボット開発メーカーの株式会社テムザック(北九州市小倉北区木町1丁目、高本陽一社長)は12月17日、ドイツ製のロボット研究用台車「VolksBot(フォルクスボット)」の販売を開始した。
 これは発売元のドイツのフラウンホーファー研究機構IAIS研究所と共同研究をしている同社が、日本総代理店となったもの。今後は日本国内の大学、研究機関と幅広いネットワークを活かし販売していく。「フォルクスボット」は主に研究、開発、学習、教育用ロボットの基礎となる台車部分で、電子ハードウェアやセンサなどを簡単につなげられるのが特徴。価格帯は80万円~150万円。同社では「大きな市場が見込まれるヨーロッパ市場で今後当社製品の事業を展開することを想定し、フラウンホーファー研究機構と一層の連携強化を図りたい」と話している。
 同社は2000年1月設立。資本金10億7160万円(07年10月末現在)。従業員28人。高本社長は北九州市出身。1956年2月24日生まれの52歳。神奈川大学法学部卒。趣味は旅行。