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特許申請中の新型電気部品4機種を発売  タカハ機工    3月までに15機種に


 プリンターや自動販売機などに使用される電気部品のDCソレノイドメーカー・タカハ機工株式会社(飯塚市有安958、大久保泰輔社長)は、このほど、特許申請中の新商品「ヘラクレスソレノイド」4機種を発売した。3月末をめどに計15機種まで増やす。
 昨年10月よりオンラインショップなどで5機種を先行発売しており、今回サイズの異なる4機種を追加した。ソレノイドとはコイルに電流を流した時に発生する磁束によって、固定鉄芯に作用する吸引力により可動鉄芯が動作する電気部品で、自動販売機でお釣りを出すコイン吐き出し部や、プリンターの紙送り部などに使用されている。新商品ヘラクレスソレノイドは、特許申請中の自社開発の新コイル構造により、吸引力が最大40%アップした。今後既存の取引先に加え、従来の製品を利用していない業界などへも販路拡大を目指す。大久保社長は「3月末までに15機種まで追加する。今後量産化体制を整え、インターネットの販売等を通して販路拡大に注力していきたい」と話している。
 同社は、1979年12月22日設立、資本金5000万円。従業員数80人。大久保社長は、1952年8月1日生まれの56歳、飯塚市出身、同志社大学卒、趣味はゴルフ。