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燻製風味の鮮魚加工食品2商品を発売 ジャパンシーフーズ 若年層ターゲットに開発
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量販店向け水産加工食品メーカーの株式会社ジャパンシーフーズ(福岡市南区井尻5丁目、井上幸一社長)は7月、燻製風味のアジとサバの加工食品を消費者向けに発売する。
生サバと生アジを薫液に浸した加工食品で、商品名は「鯖のスモークテイスト」と「鯵のスモークテイスト」。量販店のチーズや生ハムコーナーなどの、ワインに合わせて購入を勧める陳列ブースに置き、若年層をターゲットに販売していく。1パックにサバは1枚入り、アジは4枚入りで、希望小売価格はどちらも500円。両商品で初年度売上高1億円を見込んでいる。将来的には、北米向けに冷食加工し、販売エリアを拡大していく考え。井上社長は「味も色味も新鮮さを保ちつつ、燻製の香りが魚の甘味と旨味を引き立てている。鮮魚はショウユで食べるという固定概念を崩し、女性や若者が好む食べ方を今後も提案していきたい」と話している。
同社は1987年7月設立、資本金5000万円、12年8月期売上高は31億円。出先は箱崎工場、対馬工場、食品研究室(福岡市東区社領1丁目)、関東・名古屋・大阪営業所。従業員は160人。