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熊本、鹿児島の国道沿い施設を道の駅に登録  九州地方整備局    管内の登録数は115カ所に


 九州地方整備局(岩崎泰彦局長)は10月10日で、熊本県美里町の観光、保養拠点・美里「佐俣の湯」と、鹿児島県錦江町の物産館・錦江にしきの里を道の駅に登録した。両施設とも国道沿いに立地し、道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供、地域振興を目的にした「道の駅」にふさわしいことから、登録対象となった。
 美里「佐俣の湯」は、国道218号沿いにあり、施設面積は約2万5500平方m。地域振興施設として物産館やレストラン、温泉施設、宿泊施設のほか、駐車場95台、トイレ、公衆電話、野外休憩施設がある町の保養、拠点施設。災害や積雪、路面凍結などの通行規制が発生しやすいという事情で、道路、気象情報の提供、通行規制時の待機場としての役割を果たすことなどから新たに登録されることになった。今回の登録を受け、情報提供施設が新たに整備されている。
 国道269号沿いの錦江にしきの里は、施設面積は約3300平方m。地域振興施設として物産館のほか、駐車場22台、トイレ、公衆電話、野外休憩施設などがある。また、海岸部から開聞岳や桜島を望む景勝地であることから、大隅半島周遊ルートの休憩施設として機能することから登録された。今回の登録で九州地方整備局管内の道の駅数は計115カ所にだった。