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無線の橋梁劣化検査システムを開発・販売  福山コンサルタント    県内企業3社とLLPを設立


 交通・都市などの調査・計画・設計コンサルタントの株式会社福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、山本洋一社長)は、橋梁劣化検査の無線センサーシステムを開発している。来年度発売予定。7月23日には同システムの開発・販売の有限責任事業組合(LLP)を、県内企業3社で設立した。
 これは通常、目視でしている橋梁の劣化点検のコスト削減、効率化を図るもので、システム実用化のめどが立ったことからLLPを設立した。同システムは橋脚や橋げたに複数の無線センサーを取り付け、通行する自動車の振動の変化で亀裂や劣化のデータを収集するもので、点検費用は従来の半分程度に抑えることができるという。2010年に地震や洪水などの災害時の点検システムを、11年にすでに発生している亀裂や損傷を監視するシステムを、12年には定期点検用システムを販売する計画。14年5月期までの累計売上目標は10億円。LLPの名称は「HMB有限責任事業組合」で、測量検査株式会社(北九州市八幡西区陣原、永田伸二社長)、株式会社ロジカルプロダクト(福岡市南区的場2丁目、辻卓則社長)、株式会社福山リサーチ&インキュベーションセンター(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)らで構成される。代表の統括執行役は山本社長が就任。山本社長は「市町村管理の橋梁は7割が未点検という状況で早急な対応が必要とされる。低コストで提供するため、コンパクト化と耐久性が課題」と話している。