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災害復旧に伴う公共工事増で2期連続増収増益  ヤマウ    経常益は3・87倍に


 コンクリート製品製造、販売業の株式会社ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、権藤勇夫社長)の14年3月期連結決算は、売上高が前期比35・5%増の229億3200万円、経常利益が同3・87倍の14億7900万円で2期連続の増収増益となった。
 政府による緊急経済対策や一昨年夏の北部九州豪雨災害の復旧工事に伴う公共工事が増加したことで、主力の土木製品群を中心としたコンクリート製品の販売が好調に推移。また水門・堰の製造・施工、保守事業も補正予算などで九州での完成工事高が大幅に伸長し、2期連続の増収となった。また利益面では、増収基調に加え、部門間の連携を重視した営業強化策や、コンクリート部材をあらかじめ工場で生産し現地で組み立てる「プレキャスト工法」の推進による生産性向上やコスト削減強化に努め、営業利益は同3・92倍の14億3600万円、純利益が同2・57倍の8億5600万円と、ともに大幅増となった。
 今期業績は競合他社との競争激化や円安による原材料の高騰による製造コストの増加が懸念されることから、売上高が190億円(同17・1%減)、経常利益が6億2000万円(同58・1%減)の減収減益を見込んでいる。

 インドネシア企業とMOUを締結

 また同社は5月8日、インドネシア・ジャカルタに本社を置く現地法人のボソワ社とコンクリート二次製品普及に関する覚書(MOU)を締結した。
 両社はインフラ整備事業を通じてコンクリート二次製品の普及に相互協力していくことで合意。ヤマウはこれまで培った製造技術を、経済発展が期待されるインドネシアの発展に生かすため、今後両社間で多方面から具体的な協力方法を検討していく。ボソワ社はセメント、自動車、建設、エネルギー関連事業を手掛ける現地の有力企業。