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漆かけなど温熱材の新商品2種発売 エムクラフト 低価格ホットリュックも
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保冷具メーカーのエムクラフト株式会社(福岡市博多区博多駅東2丁目、松波徳明社長)は、10月、温熱材を背負って体を温める「ホットリュック」シリーズの新商品2アイテムを発売した。
同シリーズは、人間の体温に近い35度程度で発熱する「遠赤外線放出シート」を身につけて体を温めるもので、秋冬商品としてバリエーション拡大を図った。低価格素材を使用して縫製を簡素化した「ほっとらっきー」と、膝かけや肩かけ、腰巻き、腹巻きの4通りの使用方法がある「カケマキ」を発売し、4アイテム展開となった。ほっとらっきーは、シリーズ第1弾の「ホットリュック」(2800円)に比べ、リュック部分の厚みが薄く、低価格なのが特徴。サイズは縦150mm、横250mm、厚さ3mm、重量は15g。価格は990円(税込み)。カケマキは、冷え性の女性をターゲットにしたもので、膝かけなどで使用する布地のポケットに同シートが入っている。サイズは縦500mm、横750mm、厚さ5mm、重量は約80g。カラーバリエーションは赤や白、紺色。価格は2100円(税込み)。ネット通販サイトで販売している。松波社長は「レンジで温めたり、こすったりすることなく、身に付けるだけでジワジワと全身を温めることができる。低温やけどの心配もなく、冷え性や肩こり、生理痛に効果が期待できる」と話している。
同社は2000年4月に設立。資本金5000万円。09年4月期の売上高は3000万円。従業員は5人(パート含む)。松波社長は粕屋郡出身。1973年4月30日生まれの36歳。福岡県立新宮高等学校卒。趣味は映画観賞と史跡巡り。