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減産で大幅減収も経常黒字を確保  トヨタ自動車九州    生産数は回復傾向


 九州車両メーカーのトヨタ自動車九州株式会社(宮若市上有木、須藤誠一社長)の10年3月期中間決算(09年4~9月)は、売上高が4150億6500万円で前年同期比10・3%減、経常利益が同7億4200万円で86・0%減の減収減益となった。
 リーマンショック以降の世界的な自動車販売不振で、昨年下期から大幅減産を実施。自動車販売台数は15万3073台で同16・8%減となった。だが、08年度下期の生産台数が約11万台だったことから、減産のピーク時に比べると、生産数は回復傾向にある。米国のスクラップインセンティブや国内のエコカー減税が奏功し、恒常化同率は9割程度(減産ピークの2月は3割)まで回復した。利益面でも、販売台数減と設備投資の償却で前年対比では大幅減益となったものの、08年度決算では経常損益が111億円の赤字であり、販売回復と人員削減などのコスト対策により黒字のラインは確保した。通期の見通しは発表していないが、生産台数は32万台程度(前期比で約10%増)が見込まれている。