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決算期を12月に変更 紅乙女酒造 福銀主導金融支援を機に
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ゴマ焼酎製造、販売の株式会社紅乙女酒造(久留米市田主丸町、磯野修社長)は、このほど決算期を4月から12月に変更した。
これは今年1月、株式会社福岡銀行主導の金融支援3カ年経営計画がスタートしたことに伴うもの。同社では昨年1月に東京・大阪支店、九州営業部、直売店「山の貯蔵庫」、営業部を統括する「営業本部」を新設したほか、工場・製造部門を管理統括する「製造本部」を開設。今回の再生計画に基づき、福岡地区および東京首都圏を中心とした新たな販売戦略の策定、商品構成の見直し、新商品開発など地域特性に沿った販売システムを構築する。08年12月期決算では、同年5月から12月までの8カ月間が対象で売上高は10億円の見込み。3年後、売上高20億円、経常利益2億円を目指す。同社では「今年は再生計画1年目の大切な年になる。これまでの個人商店的経営から全社員参加型の企業経営体制に移行し、新たな紅乙女ブランドを確立していきたい」と話している。
同社は1978年8月設立、資本金は2000万円、従業員数は41人。07年4月期の売上高は16億6500万円、最終損益は2億1000万円。