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比恵支店を東比恵４丁目に移転オープン 　西日本シティ銀行　　　 等価交換方式で１４階建てビル新築

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　株式会社西日本シティ銀行（福岡市博多区博多駅前３丁目、久保田勇夫頭取）は４月１４日、同区東比恵１丁目の仮店舗（旧東比恵支店）で営業していた比恵支店を同東比恵１丁目に移転オープンした。
　同支店は、０６年９月に東比恵支店との店舗統廃合を機に店舗建て替えに着手していた。建て替えは、同行初の等価交換方式によるマンション業者との共同開発を採用。比恵支店敷地に照栄建設株式会社（福岡市南区向新町２丁目、中村悦治社長）と１４階建てのビルを新築し、１～３階部分を銀行店舗として区分所有する。新店舗は延べ床面積が約１２００平方mで、点字ブロック、段差のない出入口、エレベーターの設置などのユニバーサルデザインを採用。１階にＡＴＭ７台、両替機１台、貸金庫室（自動２００マス）を設置するほか、駐車場１０台分を確保。２階が預金・為替、融資、資産運用相談の各窓口で、３階がセミナールームなど。特徴としては、多様化する顧客ニーズに的確に応えるため、エントランス中央に「ウェルカムデスク（総合受付案内）」を配置し、希望に応じた窓口へ案内する。また、周囲を気にせずに専門スタッフに相談できる「マネーライフデスク（相談ブース）」や平日午後５時まで利用可能な自動貸金庫も配置。セミナールームは４５人収容可能で、資産運用などのセミナー開催で、地域の顧客にさまざまな情報を発信していく。同行では「等価交換方式による共同開発で、低コスト・高品質の新店舗を完成することができた」と話している。