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機内メディア、機内食で福岡県をPR  日本航空    12月1日から31日までの1カ月間


 日本航空(植木義晴社長)は12月1日から1カ月間、機内メディアや機内食で福岡県の食や観光をアピールする企画「JAPAN PROJECT福岡」を実施する。
 2011年から全国各地の自治体と共同で実施している地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」の一環で福岡県を取り上げるもの。今回、来年1月からNHK大河ドラマ「軍師・官兵衛」が放送されることから、機内誌「スカイワード」で主人公・黒田官兵衛とゆかりの深い県内各地にテーマを当てた特集記事、国内線機内ビデオでは福岡市天神、大名、福岡城跡など黒田家にゆかりのある都市観光スポットを紹介する番組を放映する。また、機内食では国内線ファーストクラス、国際線ビジネスクラスで福岡県産の食材を使った料理を採用するほか、羽田空港第1ターミナルの専用ラウンジで県内の銘菓、酒造メーカーが製造した菓子、吟醸酒を提供する。機内食のメニューは西鉄グランドホテルの礒山俊二総料理長が監修した。そのほか、期間中に同社グループのJALカードに新規入会した県内在住者を対象に1000マイルをプレゼントするマイルキャンペーンなども実施する。
 キャンペーン実施を前に同社は11月27日、福岡市早良区の福岡市博物館で小川洋県知事、高島宗一郎福岡市長、樋口正孝福岡商工会議所副会頭らと共同記者会見を開催、福岡入りした大西賢日本航空会長は「12月のJALは福岡づくし。大河ドラマ放送直前ということもあり、アピールするには絶好のチャンス、この取り組みを通じて観光客誘致の拡大に貢献していきたい」と意気込みを話した。また、小川知事、高島市長、樋口副会頭らも黒田官兵衛をテーマにした情報発信や機内食メニューに県産食材が使われる今回のプロジェクトに大きな期待を寄せ、会見場に設置されたファーストクラスの座席で機内食を試食した。