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業務用太陽光発電システム設置工事を本格展開 福岡酸素 12月中旬大分の施設で初着工
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産業用ガスや特殊ガス製造販売の福岡酸素株式会社(久留米市東町、岡田一夫社長)はこのほど、10キロワット以上の業務用太陽光発電システム設置工事を本格展開させた。
同社は太陽電池製造販売のホンダソルテック株式会社(熊本県菊池郡大津町、数佐明男社長)と太陽光発電システムの一次代理店契約を結び、09年春から戸建て住宅向けに販売を開始。今年5月には同社社員が第一種電気工事士の資格を取得するなど、10キロワット以上の業務用太陽光発電システム設置が可能になったため、事業拡大を図る。第一号案件として大分県の市民センターへの設置を受注し、12月中旬から工事に入る。今期は、平均2・5キロワットの戸建てと業務用を合わせ約125キロワット以上の工事受注を目標にしている。岡田社長は「主業務に加え、太陽光発電システムの販売やエネルギーの無駄を削減するための調査の省エネ診断、燃料転換事業などにも力を入れていきたい」と話している。
同社は1919年設立。資本金3億6千万円。09年11月期売上高は125億円。従業員数350人。岡田社長は福岡市西区出身。1942年6月28日生まれの68歳。九州大学工学部機械工学科卒。趣味は山登り。