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椎木正和会長が9月30日付で退任  三洋信販    プロミス子会社によるTOB完了に伴い


 準大手消費者金融・三洋信販株式会社(福岡市博多区上呉服町、松本睦彦社長)の創業者である椎木正和代表取締役会長が、9月30日付で退任する。
 大手消費者金融・プロミスの100%子会社・朝日エンタープライズ株式会社(杉木俊文社長)による三洋信販への株式公開買付け(TOB)完了をうけたもの。朝日エンタープライズは、今年8月13日から9月13日まで、三洋信販普通株式および新株予約権に対するTOBを実施、普通株式2,663万4,044株の応募があった。この結果、9月25日付(予定。決済の開始日)で朝日エンタープライズの所有する三洋信販の議決権数が、総株主の議決権数の50%超となり、親会社に該当することになる。椎木会長は、所有する全株式を同TOBに応募しており、主要株主でなくなる。
 椎木氏は行橋市出身、1928(昭和3)年2月20日生まれの79歳。46年に日本国有鉄道門司鉄道管理局に入局。49年に福岡市警察局警察官に。59年に三洋商事(現・三洋信販)を創業、72年三洋信販社長、98年から代表取締役会長。