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森田あられに１億円を融資 　商工中金北九州支店　　　 「地域中核企業支援貸付」を活用

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　商工中金北九州支店（北九州市小倉北区米町２丁目、近藤泰弘支店長）は、「地域中核企業支援貸付制度」を活用し、米菓製造業の株式会社森田あられ（直方市下境、森田長吉社長）に１億円を融資した。
　同制度は、地域経済に影響力を有する地域中核企業によるイノベーション（新事業進出や戦略的な経営改善など）の取り組みを金融面から支援し、地域経済の活性化を図ることを目的に今年４月創設したもの。貸付期間は原則１０年。森田あられは株式会社もち吉のグループ会社で、せんべい、あられに次ぐ主力商品開発の資金として活用する。年間を通じて安定的な売上確保と工場稼働を目指すため、今後マーケティング調査を経て商品の試作開発を行う。将来的には本社工場のある直方市周辺の地域雇用に貢献したい考え。
　同社は１９７２年２月設立。資本金６０００万円。従業員３２９人（２０１５年６月）。